2015年6月17日水曜日

PCL Install ( for Windows7, Visual Studio 2013)

3Dの点郡の表示・処理がしたいのでPCL(Point Cloud Library)ライブラリをインストールします。
環境は、
・Windows7
・Visual Studio 2013

1.ライブラリのインストール
PCLを使うためには、インストールをしなくてはなりません。方法は2つ。
1.コンパイル済みのバイナリパッケージを用いる。
2.3rd Party のソースも含めてコンパイルして使う。

今回、2は面倒なので1の方式を用いることにします。しかし、ここで問題が発生。公式のHPで配布されているパッケージは"Visual Studio 2010"用。Visual studio はVersionによってc++のバージョンが異なるため、コンパイル時若しくは実行時に問題になる。

さて困ったぞ・・・1にするか?と思っていたら、最新の v1.7.2 及び 3rd Party のライブラリ群を Visual Studio 2013によってビルドしたバイナリが公開されています。

http://unanancyowen.com/?p=712

ダウンロードして、インストールしましょう。

2.環境変数の設定(英語と日本語まじってるので、ちょっと変えてください。)
DLLやExeファイルをプログラムで使うために、パスを通さなくてはなりません。

「コントロールパネル」->「System and Security」ー>「System」
を開き、左側にある「Advanced system setting」をクリック。

環境変数のPathに次のものを追加します。

;C:\Program Files\PCL 1.7.2\bin;C:\Program Files\PCL 1.7.2\3rdParty\FLANN\bin;C:\Program Files\PCL 1.7.2\3rdParty\VTK\bin

参考としたサイトには、All in one Installerが勝手に作ったPCL_ROOTの環境変数を利用していましたが、好みの問題で解るように直接パスを通しています。)

3.チェック
Windowボタンを押して、検索窓のところでcommandとうってコマンドプロンプトを立ち上げる。

なんでもいいですが、「pcl_add_gaussian_noise_debug」とでも入力しましょう。

プログラムが立ち上がりますが、引数が足りないと怒られます。が。パスは通っているのでこれでOKです。


参考:
http://tips.hecomi.com/entry/2014/05/11/214401
http://www.pointcloud.jp/blog_n03/

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