2015年8月23日日曜日

ピクサー、御用達のソフトウェアをオープンソース化!

素晴らしい。どんなのかな?面白そう。

http://www.gizmodo.jp/2015/08/post_17965.html
http://graphics.pixar.com/usd/

150812newpixardemo.jpg


以前から、いくつかのソフトウェアのオープンソース化や無料配布に取り組んできたピクサー。またまた新たにソフトウェアをオープンソース化するというのです。素敵ですね。
今回オープンソースプロジェクトとして2016年夏までにリリースされる予定なのはUniversal Scene Description (USD)というソフトウェア。
このソフトウェアは、さまざまなDCC(デジタルコンテンツクリエーション)ツール間での作業を可能にします。ピクサーでは複数のアーティストが同時に同じアセット上で作業しているそうなのですが、そのコンセプトを一般化できるのです。
同社は、このUSDのコアとなる機能をなんと20年近くにわたって開発し続けてきたといいます。遡ると「バグズ・ライフ」の時代だそう。なつかしいですね…。
まだUSDは開発途上ではあるものの、「ファインディング・ドリー」(2016年公開予定)の製作過程では実際に1年近く使用されたそうです。
また、USDの配布パッケージには、VFX DCCに必要なプラグインやチュートリアル、Pythonバインディングなど…いろいろ含まれる予定だそう。
既にシーンファイル共有フォーマットAlembicがオープンソースとしてリリースされ成功したという事例があるのですが、今回のピクサーのオープンソース化がCGアニメ界にどのような影響をもたらすのか注目ですね。

image by Pixar
source: Animation Magazine
(阿部慶次郎)

米国で激増するドローンと航空機のニアミス事件

これでドローン規制の重要項目の一つが有人機との接触だったのか。当たり前の話だけど、納得。

http://blogos.com/article/129608/
https://www.washingtonpost.com/world/national-security/faa-records-detail-hundreds-of-close-calls-between-airplanes-and-drones/2015/08/20/5ef812ae-4737-11e5-846d-02792f854297_story.html

8月21日付け、ワシントンポストの一面です。題字下のトップ記事「自分勝手なドローン(rogue drone)が米国の航空域を塞いでいる」は、米連邦航空局(FAA)の内部報告書をすっぱ抜いた堂々たるスクープ記事です。
その内部報告書を元に、ワシントンポストが作成したグラフィックがこれ。全米で、民間航空機、軍用機とドローンとの接近遭遇(ニアミス)が頻発しているという戦慄の事実が迫ります。
とりわけ事件が頻発したのは今月16日の日曜日でした。午前8時51分、白いドローンがロサンゼル国際空港に着陸寸前のJetBlue機の左翼に現れて、パイロットを驚かせます。その5時間後、Allegiant航空が、同じ滑走路に近づいたときに4枚バネのドローンが機体の下を通り抜けました。
ドローンの飛行が厳しく制限されている首都ワシントンD.C.では、セスナ機が、上空の1,500フィート(約450m)付近を飛んでいるドローンを発見し、用心のために米軍機がスクランブル発進しました。
ケンタッキー州ルイビルでは銀色と白色のドローンが訓練飛行中の飛行機に衝突しそうになり、シカゴではユナイテッド航空機が3,500フィート(1,066m)の高度でドローンが通り過ぎたと報告しました。
そんなこんなでこの日は、全米で12の出来事が記録されました。(その全ては上のグラフィク左下のボタン操作で8月16日を選べは分かります)
昨年以前は、こうしたドローンと航空機のニアミスの報告は殆どありませんでした。しかし、急に盛り上がったブームで、規制のない小型ドローンが米国の空にひしめいていて、間一髪の報告が急増しているとのことです。
ところが、FAAは、今年のこうした事件が、いつ、どこで起きたかの詳細は秘密にし、通常は公文書である報告書の公開を拒み、その一方で、「間一髪」の事件がいつ、どこで起きたかだけを目立たたせようとしていた、ということです。
が、ワシントンポストは、数百ページに及ぶ「rogue-drone reports(自分勝手なドローン報告書」を入手するのに成功しました。入手先は、このようなFAAの秘密主義に反対する政府職員からだ、と堂々と書いています。FAAはこの報告書へのコメントを拒否しているそうですが、否定はしてないのですから、本物です。
ワシントンポストの長大な記事は、報告書にあるいろんなケースに言及していますが、そのうちのいくつかを紹介します。
・3月29日、フロリダのWest Palm Beachにあるゴルフ場近くでドローンがホバリングしていて、大統領警護のシークレットサービス(SS)が色めき立ちました。オバマ大統領がゴルフをしていたからです。SSは詳細については語りませんが、そうした状況に対処する手続き、プロトコルがあるそうです。
・2週間後の4月13日の正午過ぎ、白いドローンがホワイトハウス近くを飛行中との報告があり、米軍機がスクランブル発進しました。ドローンはワシントンDCを流れる小川沿いのモールをこえてアーリントン方向に消えたとか。
このふたつの出来事は、1月に広く報じられ、当ブログでも取り上げたホワイトハウス中庭へのドローン墜落事件があっただけに、当局者も神経質になっていることを表しているようです。
・7月31日付けの、国家安全保障省の発表によれば、「2012年以来、500件以上も、許可を受けていないドローンが、軍や政府、インフラなどの重要施設上空をウロウロとしていた」とのことです。
・軍用機も同様の目に遭っています。7月10日、空軍のF15のパイロットは、小型ドローンが50フィート(15m)以内まで接近したと報告。2週間後、海軍のT-45がアリゾナを飛行中、100フィート(30m)下をドローンが飛んでいたと報告しました。
・従来は考えられない高度でも飛んでいます。5月30日、Caribbean航空とJetBlueの乗組員が別々に「ニューヨークのJFK空港の25マイル南東の上空1万2千フィートで、カラーライトを点けたドローンを見た」と報告してきました。
・まだ衝突事故はありませんが、デルタ航空機からは二つの報告が。3月21日、ニューヨークのラガーディア空港で、左翼50フィートのところをドローンが飛んで行き、2 月24日には、反対方面からボーイング757に向かってきてたった100フィート上を飛び去ったそうです。
・もっと恐ろしいケースも。Wisconsin航空の場合は、5月10日、ノースカロライナ州上空5,000フィートで、ドローンが鼻先を通り過ぎたと報告し、別の同航空機は、その9日後、フィラデルフィアの外れあたりで、10フィート以内をドローンが通り過ぎたとか。
・大型航空機より低いところを飛ぶ小型機には、より脅威が高まります。単発機Piper-28のパイロットは6 月20日、コネチカット州上空でドローンを避けるために、激しい左旋回を強いられたとし、セスナ機からは、8月1日、皿洗い機ほどのドローンが50フィートまで近づいたと、報告しています。
エンジンが鳥を吸い込んで不調になった、という話はよく耳にします。それなら、ドローンがエンジンに吸い込まれれば、当然、事故に繋がりかねません。フロントガラスに激突、なんてことも考えたくない事態です。
しかし、Consumer Electronics Association(CEA:全米家電協会)の推定では、人気のドローン、今年は70万台も売れそうだということです。ますますニアミスの危険性は高まります。(ロイターの記事では、CEAは、ロイターに対し、今年は100万台以上売れると述べ、これは去年の倍、一昨年の7倍だとしています)
どう解決するのか。先のJFK、ラガーディアという巨大空港を抱えるニューヨーク州選出のチャールズ・シューマー(Charles Schumer)上院議員(民主)は、「衝突が起きるのは時間の問題だ」とし、上空500フィート以上や、空港や重要な空域での飛行を阻止するテクノロジー(geo-fencingというようです)の搭載を製造会社に義務付ける法律を導入する考えだそうです。
首相官邸にドローンが落下して、2週間も気づかれなかった今年4月の騒ぎ、なんだか、平和ボケニッポンの遠い昔の夢幻のようでもありますが、大丈夫かニッポン?

2015年8月22日土曜日

Carbon3DがGoogle Ventures他から1億ドルを調達―製造業で3Dプリントが実用化へ

3Dプリンタで量産化。すげー

http://jp.techcrunch.com/2015/08/21/20150820with-100m-in-funding-carbon3d-will-make-3d-manufacturing-a-reality/


3Dプリンターのスタートアップ、Carbon3Dは1億ドルの新たな資金の調達に成功した。これによって3Dプリンターの利用はプロトタイプ製造から製品量産の段階に飛躍することが期待される。
今回のシリーズCのラウンドをリードしたのはGoogle Venturesで、これに既存投資家のSequoia Capital、Silver Lake Kraftwerk、Northgate Capitalと新規のYuri Milner、Reinet Investments、F.I.Sが加わった。
Carbon3Dのプリンターはどことなくターミネーターの映画を思わせるが、実は共同ファウンダーのJoseph DeSimone自身が「ターミネーター2からインスピレーションを受けた」と書いている。このプリンターは現在一般的な積層式ではなく、化学的な光硬化プロセスを用いており、従来製品より出力速度が100倍も速いという。DeSimoneは次のように説明している。
Google VenturesのAndy Wheeler「Carbon3Dのテクノロジーは 3Dプリンティングをプロトタイプ用途から製品の製造の段階に推し進めることを可能にする力を持っている。その理由はまず第一に圧倒的なスピードだが、それに加えてきわめて広い範囲の素材が利用できることも重要だ」と述べた。
事実、Carbon3Dはこれまで使えなかった素材を用いてリモコンのケースから椅子の肘掛まで複雑な形状のパーツをプリント可能だ。
Carbon3Dはフォード・モーターズや特殊効果スタジオのLegacy Effectsを始め、すでに自動車、宇宙航空、家電などの企業十数社で採用されている。
Carbon3Dが出力するパーツの多くは、それまで射出成形によって製造されていた。射出成形には金型が必要になるため、製造量が少ない場合はきわめて高くついてしまう。しかし長期的にみればもっとも大きなインパクトがあるのは、Carbon3Dによってまったく新しい構造のパーツが製造できるようになることだろう。
たとえば航空機のフレーム材に使われている高張力鋼を最適の構造のプラスティックに置き換えてCarbon3Dで製造することができるようになるかもしれない。
Carbon3Dプリンターは現在ベータテス中だが、今年中に市販が開始される予定だ。

(翻訳:滑川海彦@Fac

2015年8月21日金曜日

Visual Studio TextBox / RichTextBoxで最後の行に移動(C++)

Visual StudioでWindowアプリを作っていて、現在の状況を表示するためにTextBox か RichTextBoxを使う場合がある。私はいいアイディアが浮かばなかったので、短絡的にこれらを使った。メッセージをたくさん入れていくと、毎回スクロールするのが面倒なので、最後の行が見てみたい。

ってことで、最後の行に移動するソース

Form1::richTextBox1->Text = "Message";
richTextBox1->SelectionStart = richTextBox1->Text->Length;
richTextBox1->Focus();
richTextBox1->ScrollToCaret();

参考
http://dobon.net/vb/dotnet/control/tbscrolltolast.html

2015年8月20日木曜日

OpenCV で別に取得した二つの画像を合成して表示

2つのWebカメラで取得した画像を1枚のWindowで表示させようと思い、チャレンジしていたら、アホなことで1時間ほど悩んでしまいました。

まず、やり方としては、

1.合成後のイメージを作る
2.合成前のイメージを合成後のイメージにコピーする領域を作り、2つを関連付ける。
3.合成前のイメージを合成後のイメージにコピーする。
4.表示

ではソースは。(簡易ソースなのでWebカメラの分は抜いています。また、合成前のイメージは640x480としています。)

// 合成前のイメージ Windowの準備
cv::Mat cam1image;
cv::Mat cam2image;
cv::namedWindow("Camera Image", CV_WINDOW_AUTOSIZE);

// 1. 合成後のイメージを作る
cv::Mat combinedImage(cv::Size(1280, 480), CV_8UC3);

// 2. 合成前のイメージを合成後のイメージにコピーする領域を作り、2つを関連付ける。
cv::Mat imageLeft(combinedImage, cv::Rect(0, 0, cam1image.cols, cam1image.rows));
cv::Mat imageRight(combinedImage, cv::Rect(640, 0, cam2image.cols, cam2image.rows));

// 3.合成前のイメージを合成後のイメージにコピーする。
cam1image.copyTo(imageLeft);
cam2image.copyTo(imageRight);

// 4.表示
cv::imshow("Camera Image", combinedImage);



ちなみに悩んでいたのは、2のところの3番目と4番目の引数を次のように書いていたからです。実行後にエラーがでます。
cv::Mat imageRight(combinedImage, cv::Rect(640, 0, cam2image.cols+640, cam2image.rows));

関数のマニュアルはちゃんと読みましょうって教訓でした。

参考:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14117591624

ある日、森の中でロボットさんに出会うかもしれない

すごい安定感、。すばらしい。

http://jp.techcrunch.com/2015/08/19/20150817heres-a-video-of-a-6-foot-tall-humanoid-robot-stomping-through-a-forest/


「二足ロボットはそろそろトレイルランをしてみせてくれたりはしないんだろうか」。
そんなことを思っている人もいるかもしれない。実は、すでにそういう段階に達しているのだ。
森を駆けるロボットがいったい何者なのかといえば、もちろんATLAS(Googleが所有し、DARPAも出資するBoston Dynamicsが製作した2足ロボットだ)だ。これまで完全にコントロールされた室内において各種の実験が行われてきたが、ついにアウトドアに繰り出すこととなったのだ。
ごくごく短いものであるが、ATLASが太陽を浴びながら室外で活動する様子がビデオにおさめられている。
外部バッテリーとの間にブサイクなケーブルが存在したりもする(300ポンドのロボットにエネルギーを供給するのはなかなか大変なことなのだ)し、ビデオの最初の方はとくに、まるで酔っぱらいがふらついているようにも見える。しかしこれがかなり「スゴイ」ことであることは理解しておいて良いだろう。40年前には、二足歩行ロボット自体がSF世界のものだった。しかしついに「日常的」な存在になりつつあるのだ。
ちなみに、四足歩行ロボットについては蹴り飛ばされても歩き続ける強固さを備えるにいたっている。想像の世界にしかいなかった存在と、森で出会うようになる時代も近いのかもしれない。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)

2015年8月19日水曜日

349ドルのFotokite Phiは画期的GoPro用撮影ドローン―ケーブルで凧のように飛ばす

折り畳み式。

http://jp.techcrunch.com/2015/08/19/20150818fotokite/

ドローンはジャーナリズムにとって欠かせないツールになりつつある。ただ問題は一定以上のスキルを持った操縦者が必要なことだ。Fotokite はその問題を思いがけないユニークな方法で解決した。犬を散歩させるとき使うリードのような巻取り式ケーブルの先にドローンを取り付けたのだ。FotokiteにGoProを装着するとリードの持ち手を自動的に撮影する。距離は1 フィート(30センチ)から26フィート(8メートル)まで自由に変えられる。
今日(米国時間8/18)から、一般ユーザー向けのFotokite PhiというモデルがIndiegogoで予約受け付けを開始した。価格は349ドル(GoProは含まない)、2016年の早い時期に出荷予定だという。Fotokite ProはすでにBBCなどの放送局で採用されている。
このドローンは30センチほどの長さの筒状のケースにすっぽり収まるので、どこへでも簡単に持ち歩ける。また4基のプロペラは柔らかい素材が用いられ、プラスティックのガードで囲われるので安全性が高い。自由飛行するドローンを飛ばすのが危険な場所でも安全に空中撮影ができる。スイスとフランスでは人混みの付近でも飛行させる許可を得たという。
Fotokite-Phi_1
共同ファウンダーのLupashinがFotokiteのアイディアを得たのは、2011年にロシアで選挙の不正を巡って大規模なデモが行われたことだった。このデモはほとんど報道されないままで終わるところだったが、幸い都市の景観をドローンで撮影している写真家が居合わせた。そのビデオによってデモに参加した市民がいかに多数だったかが判明した。Lupashinはドローンがジャーナリズムに果たす役割の重要性を改めて認識したが、問題はドローンを飛ばす―特にデモや事件などの騒然とした現場でドローンを安全に飛ばすことの難しさだった。
そこでドローンを凧のようにケーブルでコントロールするというアイディアが生まれた。犬の散歩に使うのに似た自動巻取り式ケーブルを使えばドローン操縦者の必要をなくせるとLupashinは思いついた。GoPro装着マウントにケーブルを接続すればカメラは自動的につねに地上の持ち手の方向を向く。
Fotokite Phiが実際に使われている様子。

私はずいぶんたくさんのドローンを飛ばしてきたが、その大部分でクラッシュを経験している。しかしFotokite Phiを飛ばすのは簡単だ。円筒形のケースから本体を取り出して拡げ、軽くひねるように揺するとプロペラが回り始めるので、そっと手を離す。あとは適当な距離までケーブルを緩めていく。私はオフィっすの中でFotokiteを飛ばしながらあちこち歩きまわったがどこへもぶつけずにすんだ。
ケーブルのハンドルにはドローンの高度やカメラの向きを変えるリモコン・ボタンがついている。高度やカメラの向きを思ったとおりに設定するのは多少慣れがいる。しかし2本のジョイスティックを操る標準的なドローンのコントローラーに比べれば比較にならないほど簡単だ。Fotokiteを自由に操れるようになれば、市民ジャーナリストでも1人で空中撮影による取材ができる。
Fotokite Phi
ちなみに、一般ユーザー向けFotokite Phi とProの違いは飛行時間だ。Phiは約15分間飛行できる。また撮影可能時間はGoPro本体の能力による。これに対してProのケーブルは電源とデータ伝送が可能で、非圧縮でHDビデオをダウンリンクできる。つまり飛行時間にも撮影時間にも制限はない。
Fotokite Leash